コインロッカーが使えない
今日は東京滞在3日目。最終日です。
3日目となると浅草での生活が普通になりかけてましたが残念ながら今日で終了です。
当然今日もNikon 1 J5+1 NIKKOR VR 6.7-13mmの縛りは続きます。
最終日なのでホテルのチェックアウトから。
ホテルをチェックアウトするということは、荷物を持って移動しなくてはならなくなります。
本来なら今日の目的地であり、羽田空港により近い品川のコインロッカーに荷物を置くのが普通なのですが、サミットの警備のため大半のコインロッカーが使えない状態なので品川で荷物を預けられる保証はありません。と、いうわけで使えるコインロッカーの場所を把握している浅草に荷物を置いておくことにしました。
このスカイツリーの見える風景とも今日でお別れです。今日は霞がかかっていますね。
朝の浅草寺
荷物をコインロッカーに預けた後は、浅草寺へ。
浅草についた日は日曜日の11時前。その時、浅草寺はものすごい人でしたが、平日のしかも朝早いと人が少なく落ち着いてみることができます。
日曜日は一部みることが出来た雷門ですが、今日は完全に足場で覆われていました….
本堂へ
人が少ないので落ち着いてお参りできます
こんな庭園みたいな感じの所もあるのですね
サミット関連の警備でしょうか?本当にいたる所にいらっしゃいます
鳩ポッポの歌碑も、人の映り込み無しで撮れます!
気になったのは、保全工事(?)に入っていた業者の作業の雑さ。なんの養生も無しで柱をたてかけるなんて訳が分かりません。朱色の柱に明らかに傷が入っています。
そして品川へ
品川に来た理由は、ニコンミュージアム。もう一度、汐入付近でスタンプラリーのお店を回ろうか最後まで迷いましたが一日で残りのスタンプラリー全制覇は胃袋的に無理だし平日しか開いてないニコンミュージアムに次いつ来られるかわからないのでニコンミュージアムにしました。
品川駅について早速洗礼を受けました。ニコンミュージアムのある「港南口」を案内板を頼りに駅内を進み、自動改札をモバイルSuicaで通ろうとしたら….「ピンポーン」という音とともにゲートが閉まり、係員がいる改札口に回れと表示され通ることが出来ません….
仕方なく駅員がいる窓口に行くと「お客様は京浜急行で来られましたので、ここからは出られません」と言われました…「どうしてもここから出たい場合は140円を払って出て頂くことになります」とも….JRも京浜急行もSuica使えるんだから出られない理由が分かりませんでした….
京浜急行の出口を案内されましたが、目の前に行きたい出口があって広い駅なので迷うと面倒なので140円のSuica引き落としでその出口から出ました。都会は田舎者には優しくないですね…..
品川駅は人通りも多いこともあり更に警備員が多かったです…
ニコンミュージアムの方へ行く出口だけ確認した所で時間は11時前。飲食店が混む前に少し早めの食事にします。
品川駅近くの「品達ラーメン 麺達七人衆」の中から「つけめんTETSU」をチョイス。
開店直後でしたのですんなり入れましたが、すぐに店内はお客さんで一杯に。初めての店なので他の店ではよく頼むネギとチャーシューと味玉のトッピングを頼んだのですが来てびっくり…..
つけ汁にトッピングを入れてみると大変なことに….丼の向こうに少し見える通りまだ味玉は入ってなくてこれです…(標準で一つ沈んでいます)
トッピングなくても元々十分な具材が入っているから、トッピングは要りませんでしたね…
味玉は味もしっかりついてて、黄身状態もいい感じ。
ふと目の前を見ると「揚げネギ」の文字が。入れてみると少し味が変わってさらにいい感じです。
日曜日に食べた某有名カレー店は散々でしたが、こちらのつけ麺はとても美味しかったです。
またチャンスがあれば是非食べたいですね。
ニコンミュージアムへ
Googleマップを見ると「品達ラーメン 麺達七人衆」を抜けた踏切を渡るとニコンミュージアムに行けそうな感じでした。
踏切を渡ってしばらく行くと…地図によるとココがニコンミュージアムのはずなのですが….
ニコンの文字がありません…..正面の方にまわってみます….
途中のツヅジか満開でとても綺麗でした。
正面にまわっても「ニコン」の文字がありません….取り敢えず入ってみます
エスカレーター横にも「ニコン」の文字がありません….すれ違う人は皆スーツを着た人ばかり….完全に普段着の私は浮いた存在です…
エスカレーターをあがると、新たな入り口が….完全にオフィスビルの雰囲気です。
ココまで来て引き返すわけには行きません!「特別警戒実施中」の警備員につまみ出される覚悟で入ります!
やっと「Nikon」のロゴがありました!
でもニコンミュージアムはどこなのでしょう….
小さくニコンミュージアムの案内板がありました。しかしその前に「受付時のお願い」の表示が….
ニコンミュージアムに入るには受付をしないといけないのかと一瞬思いましたが、冷静になって考えるとこの受付はニコンの社員の方と面談するための受付なんですね。きっとそうだと思ってニコンミュージアムの方へ行ってみます。
「特別警戒実施中」の割にはリラックスした感じの警備員ですが特に止められることもなくニコンミュージアムに到着。
写真撮影は基本できるようです。しかし、外から見ても明らかに会場内は暗い…このNikon 1 J5でどこまでいけるのでしょうか…..
入ってすぐあったのは、ニコンミュージアム内で販売されている商品の展示。
欲しいと思ったものは売り切ればかり….
そして、入る前から明るく輝いていた合成石英のインゴット。これは触ってもいいんですね。手触りは….水晶でした!(当たり前ですが…)
そしてニコンの一眼レフの原点Nikon F
ニコン歴代のカメラとレンズたち
一応、展示物なのでここ迄にしておきます。撮影禁止の物は動画や体験型の展示物でしたが、昔のレンズと今のレンズの比較、収差、レンズによる映像の歪みについて等がわかりやすく解説してあり中々面白かったです。
ニコンユーザの方は機会があれば是非一度見に行かれることをおすすめします。
展示物のうちもう一つだけ
ニコンFマウントについての展示です。レンズの資産を活かせる様、Fマウントを守りながら電子接点等を追加して最新のデジタルカメラにも対応させてきたことを誇るものです。
そのニコンだったら…DLシリーズが発売されたりしてNikon 1シリーズとCXフォーマットは終了なんて言われたりしてますが、そんなに簡単にCXフォーマット捨てたりしないですよね…..
他のお客さんが殆どいなかったので、体験型の展示もじっくり見れましたし、動画コンテンツも全て落ち着いてみることが出来ました。結局ミュージアム内に1時間半くらい居て、出た頃にはD5が欲しい……そんな思いが頭のなかの大半を占めていました….
最後に定番のニコンようかんを買ってミュージアムを後にしました。
再び浅草へ
「品達ラーメン 麺達七人衆」に行く時に京浜急行の改札口を見つけたので、帰りは京浜急行の改札口から中に入りました。
そして、改札口を入ってみたものは….
このJR乗り換え用の改札口を見て、さっき自動改札を通れなかった意味がやっと分かりました…
私は一度この京浜急行の改札口を通ってJR側に出たんですね….この3日間メインの交通手段は電車・地下鉄でしたが本当にわかりにくい….4年後の東京オリンピックは大丈夫なんですか?たくさんの外国人が来て大丈夫なのですか?本当にそう思います….
本来なら、このまま羽田空港へ向かうべきなのですが浅草のコインロッカーに荷物を取りに帰らなければいけません。
浅草へ帰る途中、浅草橋で一旦降りて老舗の佃煮を購入。浅草に戻って目星をつけていた浅草のお土産を買いに浅草寺付近に向かいます。
平日でもこの時間になるそれなり人混みですね。
羽田空港へ
その後、コインロッカーから荷物を出して京浜急行で羽田空港へ。今回の旅は京浜急行の利用率が本当に高かったですね。
今までは、羽田についたらモノレールしか頭になかったのですが次回からは京浜急行も選択肢の一つとして利用することにします。でも、最後まで都営浅草が京浜急行に変わるメカニズムが分かりませんでした…..
羽田空港到着後、荷物を預けて最上階の展望デッキに行ってみます。
当然、手持ちの機材では対応出来ないのは承知の上。
コチラは室内の展望デッキ。ガラス越しですから当然色々と写っちゃいます…
屋外に出てみます。羽田空港は展望デッキが無料なんですね….広島空港は殆ど飛行機が飛ばないくせに有料なんです….
すごく鉄線がじゃまです….そして小さいです…..
広角レンズですので当然ですね…..
鉄線が写り込まない様に撮れるのは角度が限られます…
3日間ほど歩き通しでさすがに疲れたのと、今回帰りはプレミアムクラスにしたのでせっかくですからラウンジで休憩することに。
ラウンジの場所がわからなかったのでANAの制服を着ている人に確認。
ココの手荷物検査場を通ればすぐ先にあります。と、いうことだったので入ろうとするとそこには「ダイアモンドクラス」の文字が….
危うく騙される所でした….東京という所は怖いところです。何もしらない田舎者に恥をかかせようと色々な罠が張り巡らされています。
もう自分で探すことにします。荷物を預ける機械をはさんだ逆サイドに、プレミアムクラス他の手荷物検査場を発見。
その手荷物検査場を抜けるとすぐ左手にラウンジの入り口がありました。
入り口を入るとエスカレーターがあり…
エスカレーターをあがる(もう一つ上はダイアモンドクラスのラウンジの様子)とすぐ左にカウンターがあり、搭乗券のチェック(私はおサイフケータイをかざしました)を受けてラウンジ内へ。
羽田のANAのラウンジは初めてです。広くて綺麗ですし、コンセントも各椅子ごとについています。飲み物も一通りは揃っています。
確かにこれなら待ち時間も快適に過ごせそうです。
残念ながら飛行機は殆ど見えません…
そして搭乗開始時刻。
プレミアムクラスに乗るのは初めてです。プレミアムクラスは国内線でもPremiam GOZENと呼ばれる機内食が出るので楽しみです!
羽田~広島間は飛行時間1時間チョットですので機内食となると結構慌ただしいですね。
ようやく出てきました機内食!一応有名な物のようです。
さすがPremiam GOZEN。作った店の料理長の言葉が添えられています。
早速食べてみます!まずはおかずから!
確かに味付けは上品です。それなりに美味しい(一品だけ味が濃いものがありましたが…)。
で・す・が…..
ご飯が….ネチョネチョでした……日乃屋カレーでたべたおはぎの様なご飯。こちらは白米ではなくて炊き込みご飯でしたが、おはぎ状態…
日本料理 幸庵って料理長が顔写真付きでコメント書いてあるけど、こんな物出して本当に大丈夫なの?
東京って….こんなご飯の炊き方が好まれてるの?
所詮弁当だから許されるのでしょうか?
ネチョネチョご飯に始まりネチョネチョご飯で終わる….今回はそういう呪いのかかった旅だったのかもしれません。
たまゆらの聖地巡礼をメインとした今回の旅。一眼レフカメラ一式を忘れるという大失態から始まりましたからやっぱり呪われていたのかもしれません…
メインであるたまゆらの聖地はしっかり回れたので良かったです。あとは広島に戻って私だけの卒業式をしたいと思います。