竹原は自宅から車で1時間チョット。先日の蒼樹うめ展の東京都と違いその気になればすぐに行くことができる私にとてもリーズナブルな聖地です。
おまけに今年は、「たまゆらの日」と「憧憬の路」が同時開催ということでお得感満載です。行かないわけには行きません!
この、「たまゆら」と「竹原」はアニメと地域の活性化の理想的な共存共栄関係といえるでしょうね。今回の「憧憬の路」のポスターは全面たまゆら(通常なら「一般向けバージョン」と「たまゆらバージョン」を作る所でしょうが、「たまゆらバージョン」しかありません。)ですし、竹原駅から町並み保存地区周辺まで本当に、たまゆらだらけです。市役所にもたまゆらの看板が立っているくらい。
アニメのイベントって、雰囲気にひたれるのはその会場の中だけですが(今の)竹原は町全体が会場みたいな感じです。
今日の撮影に使用したカメラは当然先日購入したD810レンズは現状の私のフルセット
- AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G
- AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
- AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
を一応、持って行きました。
まずは聖地巡礼
竹原についたのは8時半位。憧憬の路の会場であり「たまゆら」の聖地が数多くある町並み保存地区のすぐ近くの新町市営駐車場に車を停めることができました。
この時間に来た理由は、前回は雨と時間に遮られ中途半端に終わった聖地巡礼を人が少ないうちに済ませたかったのと憧憬の路の準備が進んでいく様子を見てみたかったから。
今週は仕事が忙しくて、たまゆらの公式情報は全くと言っていいほどチェックできないままの現地入りでしたが、まず気づいたのが「ほり川」さんの看板が「ほぼろ」に「ゆかり」さんの看板が「Cafeたまゆら」になっていること。「本気」を感じた瞬間でした….
ほぼろ前には既に10人位の列ができ始めていたので、この日は「ほぼろ焼き 極」は断念(前回食べているので)。その他の聖地巡礼を開始しました。
そして西方寺の普明閣。ぽって達がよくたむろっているあの場所です。ぽってが手すりに足を引っ掛けて体をのけぞらして写真をとっていましたが、もし後頭部から落ちたら高確率で…な感じです。
おかかえ地蔵。ちひろちゃんが来た時に訪れた場所。持ってみると…..とても重かったです。のりえたんの「ざっくし、持った感じ軽かったら願いが叶う」という説明はなかったのですが….
胡堂。ももねこ様がよくいらっしゃるお堂です。今日はお祭りだからでしょう。左右に提灯がさがっています。
案内板。作品中によく登場するあの看板です。旧笠井邸の目の前にあります。もう少し絞ったほうが良かったみたいです….
日の丸写真館。この日は当然人通りが多く、人を入れずに撮るのが不可能に限りなく近かったので、こんな撮り方にしてみました!
旧笠井邸。私たち展の会場になった所です。中に入って気付きましたがhitotoseの憧憬の路の時、みんなで灯籠に願い事を書いた場所もここのようですね(不規則に並ぶ欄間の模様も一致してます)。2階はたまゆら一色になっていて驚きました。他のイベントなどでは撮影禁止の多いキャストの皆さんのサイン入りポスターも写真撮り放題でした。ただ光の反射が強くC-PLフィルターを持ってないことを後悔….50mm/f1.8で使える58mmのは持っていたのですが、ここでレンズを付け替える度胸がありませんでした。等身大パネルは28mmではほんのすこし画角が足らず….ここでも24-70mmに付け替える度胸もありませんでした。ここは薄暗くて手ブレを防ぐにはISO感度をあげる必要があったのと、狭い場所に人が密集していたので画角の調整できる、24-70mmで挑むべきでした。レンズ選びの経験値が一つ増えたということで…
あと82mmのC-PLフィルターを買わなければ….(Zeta QuitのC-PLは2万円以上なのです…)
あとは、街の様子&準備中の様子です。
—竹原駅~商店街—
—町並み保存地区—
たまゆらという作品はとても好きなのですが、正直、グッズを買う予定全く無かったです。でも、グッズを目の前にすると….ついつい買ってしまいました。車が近くに停められて本当に良かったです。
公式グッズはクリアポスターと扇子。あとは町並み保存地区で売っていたバックと巾着とティッシュ。ティッシュは憧憬の路公式ポスター付き。もうこうなるとどっちが本体かわかりませんね!ちゃんと傷つかないような梱包がしてありました。(写真一番右側)
少し気になったのは、たまゆらに乗っかれた所とそうでない所の差。仕方の無いことなのですが….
たまゆらの日オープニングイベント
eプラスの「混雑していますので後ほど…」の画面と闘いながらなんとかチケットを入手しました。しかも席は7列目の真ん中のブロック。かなりいい席で見ることができました。
劇団たまゆらの寸劇から始まり、トークショー、全員での校歌斉唱(収録)等など、笑いの絶えない楽しいイベントでした。そして映画たまゆら 卒業写真 第3部の予告編の上映。
予告編を見る限り、すごく重い内容になりそう…
「麻音には旅館は継がせません」というお父さんの厳しい口調の言葉。あれだけ娘にベッタリな父親からしたら想像出来ませんが、麻音が中途半端な気持ちで旅館を継ぐことを決めたのでしょうか? それとも夢(やりたいこと)より旅館を継ぐことを優先したからなのでしょうか?
後半はぽっての話。ぽっての、「私の撮った写真全部真っ白だったの」というセリフ。その落ち込み方からして、おそらくとても大切な瞬間の写真だったと思います。真っ白ということは露出オーバーなのでシャッターが切れなかったわけでもないのでしょうが…原因はどうであれ、これから写真に関わることを仕事とするなら、お父さんの形見のローライをメインとすることはまず出来ません。いつかは以前に夏目さんから言われたようにデジタルカメラに移行しなければならない。その時を迎えるのでしょうか?
そしてその夏目さんの登場「手を差し伸べてくれる人がいるなら頼ればいい(うろ覚えです)」。この手を差し伸べてくれる人というのは、志保美りほさんでないかと個人的には想像してるのですが…
果たして麻音、ぽっての将来はどうなるのでしょうか?上記予告編はミスリードを狙っている可能性もありますが….来月の上映がとても楽しみです!
予告編の上映がおわり、最後は「すずね」役の飯塚麻結さんの涙でエンディング。本当にあっと言う間の1時間半でした。
憧憬の路
竹灯りの点火が始まったのは、まだ若干明るさの残る17時から。
さすがにこの時間になると観光客も増えメイン通りは前に進むのも大変な位の混雑になりました。作戦としては最初は24-70mm/f2.8 VRで挑み、途中で28mmか50mmに付け替えるという形。とりあえず落ち着いて作業のできる車の中で24-70mm/f2.8 VRに付け替えました。
24-70mm/f2.8 VRを外で使うのはこれが初めて。まだこの大きさのレンズに慣れてないのでデカイし重いです….。周りを見ると望遠レンズを装着している方が意外に多いという印象。ごっついカメラをお持ちの方が多かったです。
憧憬の路では三脚の使用は禁止されてはいません。一応、私も三脚は持って行きましたが手持ちでも意外となんとかなりそうだったのと、想像以上に人が多かったこと、三脚に足を引っ掛けて転倒という事件を目撃してしまったこと等で結局最後まで三脚は使用しませんでした。
しかし、24-70mmのVRの威力はすごいですね….1/2や1/8のシャッタースピードでもそれなりに撮れます。ただ、重い….2時間位ずっと手持ちでとっていたら手が痛くなってきたので28mm/f1.8に交換。その後、24-70mmとおんなじ感覚で撮ってたらブレブレ…24-70mmのVRの威力を本当に実感しました。人の混雑も20時くらいから徐々に落ち着き、それからはある程度落ち着いて写真を撮ることが出来ました。
あとは、地元の方々が「今年は、去年と比べるとすごい人でだね。たまゆらの影響だろうね。初日は大成功だ。」と口々におっしゃられていたのが印象的でした。他の地域ではアニメのイベント目的でくる観光客を冷ややかな目でみるということも多々ありますが、この竹原は暖かく迎えて下さっているというのを感じました。
たまゆらは来年2月の卒業写真 第4部で終了し、その後の卒業記念イベントで公式イベントは終了の様です。来年の憧憬の路では、たまゆら関連公式イベントはありません。それでも、いきなりたまゆら関連の演出が0になることは無いとは思いますが今後徐々に、たまゆらの色は薄れていくでしょう。たとえそうなっても「今後も来たいなぁ」と、そう感じました。
—憧憬の路の写真—
最後に、たまゆらをご存知の方ならピンと来るはず。これを書いた方は完全に狙ってますね!