先日、SFC修行を終えてプラチナステータスになりました。
ですが、ここで忘れずに行っておかないといけないことがありますので紹介しておきます。
ステータスアップの時点で既に次の搭乗の予約をしてあった場合は、自分でその予約に対してステータスの適用を行ってもらうように手続きをしなければ行けません。この手続を行っていないと、ステータスアップ前に予約したものは、予約をした当時のステータスが適用されてしまう形になります。
ステータスが反映されてないと何が問題かというと、大きいのは下記の2つではないでしょうか?
座席予約範囲の拡大について
まず、座席の予約についてです。ステータスが上がると予約できる範囲が広くなります。下の絵がブロンズステータスの時とプラチナステータスになった時の比較。この例は国際線787のシートマップです。ブロンズステータスの時には前方の席は予約できなかったのに対して、プラチナステータスになると前方の席も予約可能になったのがわかりますね。後方、通路側の席が好きな方にはメリットはあまりないかもしれませんが、少しでも前方の席を確保したい方には大きな違いです。
ボーナスマイルについて
次はボーナスマイルについて。これもステータスが上がるとボーナスマイルが大きく増えるんですね。
上の例でいくと羽田-沖縄のプレミアムクラスの場合、普通のANAゴードカードの場合は1537マイルに対して、ブロンズでは1783マイル。さらにプラチナだと2398マイルと1搭乗あたりもらえるマイルが全く変わってきます。座席の方は好みがありますが、マイルが少ないほうがいいという人はいないはず。ブロンズやプラチナさらにはダイヤにステータスがアップした時は既存の予約に対して、忘れずにステータスの適用をしてもらわないといけませんね。
手続き方法
座席予約なんてどうでもいいし、当日預ける荷物があるからカウンターに寄るという方は、当日空港のカウンターでお願いするだけでて、手続きをすることができます。
逆に、当日Skipサービスを利用するからチェックインカウンターに寄らないという方や、少しでも前の方の席にしたいという方は、手続きを行わなければなりません。手続方法は国内線・国際線と手続きが違いますので分けて書きます。なお、搭乗後はこの手続は行なえませんから、必ず登場前に行うようにして下さい。
国際線の場合
国際線の場合は、手続きの必要はありません。待っていれば自動的に適用されます。
じゃあ、いつまで待てばいいのでしょうか?
私の場合
- 50,000プレミアムポイント達成フライト
- ウェブサイトやアプリのプレミアムポイントが50,000を超える(翌日朝)
- ウェブサイトやアプリのステータスが「プラチナ」に変化(翌々日午前0時過ぎ)
- 予約済み国際線に「プラチナ」のステータスが適用される(3日後)
でした。ですのでウェブサイトやアプリのステータスが変化した翌日の夜に行われる処理で予約に対するステータスが反映されるという形の様です。
この日を過ぎても、予約できる座席の範囲に変化がない場合は、一度プレミアムメンバー専用デスクに確認した方が良いと思います。
国内線の場合
手続きは電話で行います。プレミアムメンバー専用デスク(電話番号はANAのサイトの「マイメニュー」→「プレミアムメンバー専用デスク」で確認できます。)に電話をして、AMCの会員番号、暗証番号を入力。その後はメニュー1番の国内線を選択します。3のマイレージに関するお問い合わせの様な気がしますが、この窓口では予約に関する情報は見えないようで、結局は国内線の窓口の方に転送されてしまいますので、時間の無駄です。
あとは、オペレータの方に、今の予約に対してステータスの適用をお願いすれば手続き完了です。
この手続を行っておかないと、せっかく会員ステータスがあがったのに、その特典を行使できずに、損をしてしまう事になりますので十分注意して下さい。