出張で修行
今回はSFC修行を初の国際線です。ルートは広島-羽田-バンコク。
なんと出張がSFC修行を兼ねるのです。それも国際線です。本当にありがたい事です。
羽田-バンコクがタイ航空なのが少し残念といえば残念ですが、タイ航空はスターアライアンスメンバーですのでプレミアムポイントを加算することができます。
そして私の計算では、この広島-バンコクの往復でブロンズ ステータスを達成できる予定です。
今回の修行で威力を発揮したのがデルタ航空とのステータスマッチで獲得したスターアライアンス ゴールド。
180日という有効期限付きで、その期限が4月3日。帰国予定はそれより前ですから、エコノミークラスでありながら、羽田空港国際線のラウンジやスワンナプーム国際空港のラウンジが利用できたり、手荷物の優先取扱いのサービスを受けることができるわけです。
狙ったわけではないのですが、本当に色々とラッキーです。
無料で預けられる荷物は?
ANAの国際線エコノミークラスで預けられる荷物は23Kgが2個。この23Kgという重量が結構微妙。
昨年、ANAの国際線を利用した際、この23Kg以内に収めるのに結構苦労しました。ここは大切なところなので事前に確認しておく必要があります。予約の詳細画面のリンクをたどると、そこで確認できたのはooKg。ただ、エコノミークラス+スターアライアンス ゴールドの場合がどうなるのか書いてありません。念のため電話で確認してみました。
ANA国内線-他社国際線の場合は、あくまで他社国際線の手荷物ルールが適用されるとのこと。タイ航空の場合はエコノミークラスで30Kgという情報まで確認できたけど、最終的にはタイ航空に確認するように言われました…
タイ航空に確認しないとわからないって、手荷物を預かる現場は何を基準に判断しているのでしょうか…
案内されたタイ航空の電話番号にかけてみると…「本日の業務は終了……」。ですが、タイ航空のWebに明記されてました。エコノミー30Kg+スターアライアンス ゴールド20Kg。どうやら重量制限のみのようです。50Kgなんてとても持てませんから重量は気にする必要はありませんでしたね。
でも、飛行機で手荷物の制限を超えてしまったら結構な追加費用がかかりますからこの条件を確認しておくことは大切です。
他社便への乗り継ぎでも大丈夫
ANAからタイ航空への乗り継ぎですから、当初は羽田で一旦預けた荷物を受け取って、国際線ターミナルへ移動。そこでタイ航空のチェックインカウンターで荷物を預け直す。と、いうのを想像していたのですが…
なんと、広島のANAのカウンターでタイ航空国内線の搭乗券まで発券してもらえるのですね。
提携航空会社間同士では預けた荷物も羽田で一旦引き取る必要はなく、そのままタイ航空にリレーしてくれる様子(スルーチェックインというらしいです)。
スターアライアンス加盟各社への乗継の場合は、そのまま行けそうですね。
バスの乗り継ぎチケットも貰いました。
羽田空港 国際線ターミナルへ
バスのチケットの裏に説明書きがありました。
その説明書きの通り「国際線乗換」の案内表示通りに行くと、そこはバスのりば。事前に調べたのは一旦到着ロビーにでてモノレールやバスを使うという形だったのですが、ANA同士の国際線への乗継や、ANAからスターアライアンスへの乗継の場合は到着ロビーに出ることなくターミナルの移動ができるのですね。
ここまでは順調。これは楽勝と思っていたのですが…
羽田のバスのりばについたのは、8:05頃。ボーディング タイムは8:55。すでに1時間を切っています。
次のバスは8:12。バスの中の案内では国際線ターミナルまでは約15分。あまり余裕がありません。とはいうものの、この時点ではまだ国際線のラウンジも見てみたいなぁ…そう思っていました。
途中、日本政府専用機と思われるものが2機並んでいました。日本の航空会社では既に現役を引退した747なんですね。
そして「国際線ターミナル」へ到着。3街の出発ロビーに上がります。
大混雑の羽田空港 国際前ターミナル
羽田空港 国際前ターミナルの出発ロビーについて一番に目に飛び込んできたのは長い行列…
それは、保安検査の行列でした。
ボーディングタイムまであと20分を切っています。
こんな行列に並んでたら間に合わない…
そう思いました。すぐに優先レーンを探します。スターアライアンス ゴールドを持っていれば、優先レーンを使えるはずです。
優先レーンの看板はすぐわかりました(りそな銀行の看板のすぐ近く)。ですが、その看板は少しずつ移動しています。
よく見るとその看板は長い2列の行列のすぐ横にある少し短い行列に沿って動いていました。おおよその検討はつきましたが念のため、その看板を動かしていた係員の人に聞いてみました。
予想どおり、少し短めの方が優先レーンのようです…
この看板によると、当日ビジネスクラスを利用していたとしてもこのレーンは使えないのですね。
それでこの行列というのは驚きです。結局15分くらいは並んだでしょうか…やっと保安検査を終えて今度は出国手続き。そこでも約20人くらいの行列ができています。
既にボーディングタイムの15分前。完全にラウンジの夢は終了しました。
出国手続きを終えると、既にボーディングタイムの5分前。ゲートに着いた時には既に優先搭乗の最後。一般の搭乗が開始された直後でした。ANA国内線とは違い一般の搭乗が始まっても優先搭乗はまだ行きているようでした。ユナイテッド航空のデジタル会員証を表示しながら優先ゲートに行き搭乗券をリーダーに通したのですが、会員証には目もくれず、「お客様…」と止められかけましたが、無事通過。荷物の置き場は確保できました。
ちなみに乗った機体は、スターアライアンス塗装のB747でした。
タイ航空の機内で
離陸後まず最初に配られたのは、なぜかおつまみ。で、それを食べているうちに飲み物。ここでは、オレンジジュースをチョイス。
それからしばらくして、機内食。選択肢は2つ。「テリヤキ」 or「 タイカリー」。せっかくなのでタイカリーを選択したのですが…ワゴンの中に無かったらしく「後で」と、言ったまますっ飛ばされ忘れられてしまった感じでした…
テンション下がります…呼び出しボタンを押そうと思った直後に、急に思い出したかのようにタイカリーを持ってCAさんが現れました。
タイ航空はエコノミークラスでも陶器の器なのですね。カレーというよりはカレー味がついた肉という感じで、いままでタイで食べたどのカレーとも違っていました。
食べているうちに、飲み物。今回もオレンジジューシをチョイス…注文にCAさんは頷いたのですが、またすっ飛ばされました…今度は日本人のCAさんだったんですけどね…
私のタイ航空に対する評価は地に落ちました。
あとは、到着が近づいたタイミングでパン・ピザのスティックの様な物が配られました。今度は無事に配ってもらえ、飲み物はまたしてもオレンジジュース。
そして到着。6時間近いフライトは少し疲れますね。予定より30分以上早く着陸したのですが、ゲートが空いていないということで20分近く待たされ、飛行機から降りたのは定刻とほぼ変わらない時間でした。
チャイナエアラインでしたら、スカイチーム エリート会員以上であればプレミアム レーンのチケットが配られるのですが、タイ航空では配られませんでした…(加算マイルはANAでスターアライアンス ゴールドの資格はユナイテッド航空なのでタイ航空側からみれば私が、なんちゃってスターアライアンスゴールドを持っている事を知ることは出来ないですしね…)
私の計算では、この搭乗でプレミアムポイントは29,000台に達するはず(国際線部分がタイ航空ですので正確な計算が出来ません)。そして帰国の時にプレミアムポイントは30,000を超えブロンズステータス達成の予定です。