SFCに挑戦の初回フライト。昨日沖縄入りして一泊。今日はその逆のルートの広島に帰ります。
搭乗券を発行しよう!
昨日は、アップグレードの手続きをカウンターで行ったおかげて搭乗券を手にすることが出来ました。
ですが今日の那覇->羽田の便は、ほぼ満員のためアップグレードは絶望的です。わずかな期待を持って6:30頃に那覇空港に来て暫く空席状況のを見ていましたが、エコノミークラスには若干キャンセルが出ているもののプレミアムクラスやはり無理そうです。空き状況を見ている間暇だったので、今まで触ったことのないANAの端末を見てみることにしました。
普段、マイレージの登録はWebの予約時に行うし、国内線はSkipサービスを使うか荷物がある時はカウンターに行きます(羽田は機械での自動受付ですね)から、この端末を使う必要がありません。ただ、デルタ航空のニッポン500マイルキャンペーン応募を考えたら昨日の様に搭乗券は入手しておきたい所。ですが、何も用がないのにカウンターに言って「搭乗券を発行して下さい」なんて言ったら「お客様はSkipサービスがご利用頂けますので搭乗券は必要ありませんが…」という返事が返ってきそうです。
まあ、機械に軽くあしらわれても心は痛みませんので、試しにチェックインをやってみることにしました。これでうまく行けば搭乗券が発行されるはず…
端末の操作自体、難しい所はなくチェックインを終えました。
と、同時に搭乗券と領収書が出来てきました。(領収書にチェックしなければ、搭乗券だけ出てきたのでしょうか?)
ただ、昨日とカウンターでは乗り継ぎ分も合わせて2枚の搭乗券を受け取ったのですが、今回は那覇->羽田の搭乗券しか発行されませんでした。恐らくこれと同じことを羽田でも行えばきっと大丈夫…なはずです。
ユナイテッド航空のスターアライアンス ゴールドを行使してみよう!
保安検査は、おサイフケータイで通過しました。昨日Apple Watch(&iPhone)を使ってみてSkipサービスは何を使うのがいいかという課題について、私の中ではもう結論が出た感じです。(これについては後日記事にします)
保安検査は無事通過し、ラウンジを目指します。
今回の搭乗予定はエコノミークラス。アップグレードを狙うにしても今日の状況からするとキャンセルが出る可能性は相当低く、そしてキャンセルで空きが出るのを何人のSFC修行僧が狙っているかわかりません。アップグレードは絶望的です。
エコノミークラスではANAラウンジを利用する資格はありません。ですがラウンジを使うことが先日手に入れたユナイテッド航空のスターアライアンス ゴールドの資格を行使する事によってできるはず。ただ、私自身これを使ったことはありませんので今回が初挑戦になります。
ユナイテッド航空のステータスマッチによる上級会員体験期間中は会員カードが発行されず、スマートフォンアプリで表示するデジタル会員証のみになります。
デジタル会員証って結局は画像ですから、極端な話ネットから画像を拾ってきた加工すればいくらでもそれらしいものが簡単に出来てしまいます。オマケに、私のデジタル会員証には「Trial」の文字まで入っています。若干不安をいだきながら突入する準備をします。
私は普段からiPhone6 PlusとXperia XPの2台のスマートフォンを持ち歩いています。iPhoneの方にユナイテッド航空のデジタル会員証を表示し、これで準備完了。いざラウンジの受付に突入です。
保安検査を受けたのはXperiaのおサイフケータイですから、これを受付のリーダーにかざします。「ボワーン」という感じの普段の読み取り音の後で、一段大きく一段高い音がなります。
その音がラウンジへの入場資格無しを示していることは明らかです。受付の方が私に話しかけてくるより速くiPhoneの方に準備しておいたユナイテッド航空のデジタル会員証を見せ、「これで大丈夫ですか?」と確認してみました。受付の方の右手の方で、キーボードを叩く音がして、視線を一度落とした後(端末の画面を確認したと思われます)、「はい大丈夫です」と返事が返ってきました。
恐らくですが、入力していたのはユナイテッド航空の会員番号。多分、正規の物か会員番号で照合したと思われます。ただ、ユナイテッド航空の会員番号を入力したにしては桁数が短かった様な気もします。それとその際、会員証の名前と一致しているかまで確認した様子はありませんでしたので、ユナイテッド航空の会員番号を入力することにより端末の方で名前の照合が自動でされたのか、それとも名前のチェックはしてないのかは不明です。
それと、その時なぜか「預けた荷物はありますか?」と聞かれました。ここでこの質問が出るのは何故なんだろう?一瞬そう思ったのですが、その場では深く考えませんでした。
ちなみにiPhone 1台でこの場を切り抜けようとすると、ANAのアプリかWalletにQRコードを表示してラウンジの受付のスキャン。そこから、ユナイテッド航空のアプリに切り替えてデジタル会員証の提示。両方立ち上げておいてアプリの切り替えを行えば良いのですが、ちゃんとイメージしておかないと多少もたつくかもしれません。
那覇空港のラウンジ
那覇空港のラウンジは細長いですが、面積的には広島空港と同じくらいでしょうか?
広島空港のラウンジは、窓が全くないため少し暗い印象を受けましたが、この那覇空港のラウンジは大きな窓があり開放的な感じです。
その窓から見る眺めも…
眺めも…
眺めはとっても残念な感じです…
飲み物のメニューは広島と全く同じでした。
優先搭乗を試そう!
スターアライアンス ゴールドの特典には、先程のラウンジに加え優先搭乗も含まれています。優先搭乗しても別に飛行機は全員揃わないと離陸しないし、わざわざ狭い機内に入る事は無いじゃないと思われる方もいますが、優先搭乗の最大のメリットは棚の確保。自分の座席の上の棚を他の人の荷物が専有してしまった場合、席から離れた棚に入れることになります。これが、自分の席より後部側になってしまった場合、目的地に到着した後、飛行機から降りる人の流れを逆走して…なんて絶対無理です。そうなると、殆ど最後の方に飛行機から降りるという事になってしまいます。
その他、私は基本窓際の席が好きですので、通路側の方に先に座られてしまうと、一度立ってもらわないといけません。優先搭乗でさっさと窓側に座っておけば、ゆっくりと出発を待つことが出来ます。逆に通路側が好きな方は、優先搭乗をしてしまうとその逆で、窓際の人が来たら立たなければいけませんし、出発まで横をゾロゾロと人が通過して時にはカバンで殴られカバンがぶつかってきたりして落ち着かないかもしれません。これは人によってい考え方が違うでしょうね。
そして、優先搭乗の瞬間がやってきました。先程と同じようにユナイテッド航空のアプリにデジタル会員証を立ち上げてあります。そして、搭乗時のリーダーにXperia XPをかざした瞬間「ボワーン」という読み取り音の後に…
後に…
音はそれだけでした。
さっきのラウンジの時の様に、「こいつには優先搭乗の資格は無いよ!」という感じの警告音がなりませんでした。ただ、左手に持ったiPhoneは無意識に係の人の方に向けられていました。
ここで、先程のラウンジの事も合わせて考えてみましょう。
ラウンジの受付の時は、「ボワーン」をいう読み取り音のあと、明らかにこの人に資格は無いよという警告を促す音がなりました。この後、受付の人は何らかの端末を操作したわけですが、合わせて「預けた荷物はありませんか?」という質問をされました。
そして今回の搭乗時、先程書いたように読み取り音しか鳴りませんでした。
この事実を並べてみて私はこう考えました。
チェックイン時でもラウンジの受付でも一度、スターアライアンス ゴールドの会員証を確認した段階で情報が入力され、それ以降会員証無しでも会員資格有りとして通過できるのではないかと。だから、搭乗時は警告音は鳴らなかった。そしてカウンターで「預けた荷物はありまんか?」と聞かれたのは、この時点で上級会員の情報が入力されていないと言うことは、もし預けた荷物があった場合は、優先扱いになってないわけで、その心配をしての確認だったと思うのですがいかがでしょうか?
点が線に繋がった様な気がしませんか??
この辺りが本当にそうなのかは、これからSFCの修行を続けていく上で確認をしていきたいと思います。
プレミアムクラスとエコノミークラスの格差を実感
プレミアムクラスの搭乗が続いたこともあり、今回のフライトのエコノミーはその格差を大きく感じました…
席は狭いし、お食事なんて出ません…飲み物が1杯(コンソメスープにしました)ただそれだけです…搭乗時間も昨日より長く感じます。
もしかしたら、SFCを取得するまでにプレミアムクラスで無いと耐えられないという体になってしまうかもしれません…もしかしたらこのSFC制度の狙いなのかもしれません…
羽田空港で昼食
羽田についたのは13時前。機内ではコンソメスープ1杯だけなので流石にお腹がすきました。次の搭乗までは2時間近く時間がありますので、昼ごはんを。
途中にあった店でかき揚げそばを注文。流石にこの大きさ(というより厚み)は食べにくい…あと油っぽかった…
昨日のソーキそばとほぼ同じ値段ですが、満足度はソーキそばの方が遥かに上でした。ここは都会だから仕方ないのですかね。
ラウンジに入れない???
取り敢えず、空腹状態は解消してランジへと思ったのですがもう一つここでやらないといけないことがあることを思いだしました。それは、搭乗券を発行しておくこと。
那覇空港と同じ手順で搭乗券を発行しました。後は、ラウンジに入るだけ!
カウンターでXperia XPをかざします。いつもの「ボワーン」という読み取り音ではなく明らかにエラー音が鳴り響きました…
動揺していると、受付の方から「お客様、他にQRコード等はお持ちで無いですか?」と聞かれ、慌てて先程発行した搭乗券をリーダーにかざすと、いつもの「ボワーン」という読み取り音。今回はプレミアムクラスですので、ユナイテッド航空の会員証の出番はありません。なんとか無事にラウンジに入ることが出来ました。
乗り継ぎの時はXpria XPで通った(ここで保安検査証が発行される)ので、保安検査はXperia XPで受けた事になるはずなのですが、その後でチェックイン機でチェックイン(搭乗券を発券)を行うと、その情報が搭乗券で保安検査を通過したと書き換えられてしまうようです。念のため、搭乗時も搭乗券で通過する必要があるか確認したら、搭乗券を使って下さいとの回答でしたので、そういう仕組の様です。
広島へ
搭乗券を使用して問題なく搭乗し、後は広島へ帰るだけ。機内食はPremiam SABOでメニューは昨日の羽田->沖縄便の時と同じ。残念ながら広島空港から自宅までは車ですから、アルコールは飲めませんのでコンソメスープを頼みました。
1時間チョットのフライトは本当にあっと言う間。これで、私のSFC修行の第1回目は無事に終了しました。
SFC修行第1回目を終えて
修行前にある程度調べてはいたつもりですが、実際に体験してみて理解できた事も多かったです。具体的には、アップグレードの方法やその難易度。恐らくこの時期は私と同じSFC修行の方が多いせいもあるのかもしれませんが、初日の広島->羽田以外は何れも「プレミアムクラスは予約の方のみで満席となりました。ご了承下さい」とアナウンスが流れていましたので、当日アップグレードは殆ど期待出来ないのが現実の様です。
後は、AndroidとiOS端末の使い勝手の違い。(これは後ほど記事にします)
搭乗券(デルタ航空のニッポン500マイルキャンペーン申請用)の発行の仕方と、発行するタイミングによってはその後、スマートフォンは利用できなくなる事です。
その他細かいことも色々とあるのですが、大きくはこれくらいでしょうか?
次の修行は、今度の日曜日の予定。ルートはその時までナイショです。