Qrio Hub (Q-H1)を使ってみたので

前回の記事

Qrio Hub (Q-H1) が届いたので!
ちょうど、有馬記念の余韻に浸っていた頃、 それは届きました 箱を開けると中に入っていたのは Qri...

の続きです。

まずは設置

このQrio HubはQrio本体やWiFiに接続しないと使えませんので、設定をしないといけません。
その前に設置場所を決めないといけません。設置場所はQrio(これは玄関のドアに取り付けてますよね)とWiFiルーターや中継器を入れている人は玄関に一番近い中継の間にあるコンセントに差し込む形で設置することになります。QrioのBluetoothとWiFiの電波ではBluetoothの方が届く距離が短いのが一般的ですので、殆どの人が玄関付近にあるコンセントに取り付ける事になると思います。
ここに、WiFiの電波が飛んできてなければ中継器を入れたりしないと難しいかもしれません。
WiFiの電波が飛んできているかは、スマホやノートパソコンである程度確認が出来ますね。
私は、玄関にコンセントがありましたので取り敢えず、ここに挿してみました。

コンセントの幅と本体の幅がピッタリです。多分コンセントの大きさは規格みたいな物があるのでしょうが、こういう所はしっかりしていますね。

いよいよ設定

まずは、スマホのアプリを最新バージョンにすること。そして、Qrio本体のファームウェアを最新にしておく必要があります。

こんな風に、ファームウェアのアップデートを促す画面が表示されていれば、アップデートの必要がありますので、画面の「ロック本体の重要なアップデートがあります」と書かれている場所をタップしてアップデートします。あとは画面の指示に従えばアップデートが完了します。

アップデートが終わった所で、SideB側の電池切れ…Qrioを設置して15ヶ月でSideA(こちらは既に交換済み)とSideB両方の電池がなくなりました。

私は1年のうち半分は出張で当然その間開け閉めは0。出張で無いときは朝家を出て夜帰るという生活が殆ど。これで15ヶ月450日程度で両方の電池がなくなるということは、公式ページの4本の電池で600日持つという表現は明らかにダメでしょう…

気を取り直して、設定を続けます。

まずはアプリの方で、ロック設定を呼び出して、その中のQrio Hubの所をタップ。

Qrio Hubの設定画面に入ります。

その後、画面の指示に従い、Qrio Hubの上にあるボタンを5秒間の長押し。LEDが緑色の点滅に変わったらOKの様子。そうするとアプリ側がQrio Hubを認識している様な画面に変わるのですが…その後失敗…何回か繰り返してようやく成功。

WiFiの設定画面に進みました。本当にこの会社はデザインやハードはよく出来ていると思うのですが、ソフトウェアで全てがぶち壊しです…

次は、WiFiの設定なのですが…全くSSIDを拾ってきません。

WiFiの電波が多少弱いですが届いていることは画面キャプチャでおわかり頂けると思います。万が一、自宅のWiFiの相性が悪かったのだとしてもここは住宅地。WiFiの電波が0ということはあり得ません。そんなにアンテナがダメダメなのか…と思いながらWiFiの電波により近い階段上のコンセントに移してやり直しても同じくSSIDを拾ってきてくれません…

何度も言いますが、この会社はハードはよく出来ているけど、本当にソフトはダメダメです…

仕方なく、手動でSSIDとWiFiパスワードを入力。この時この製品は2.4GHzの方しか対応してないので注意して下さい。最近のルーターは2.4GHzと5GHz両方の電波が出ていると思います。

仕方なく手動でSSIDとパスワードを入力。

無事接続出来たようで、いきない画面にQrio Hubの方のファームウェアのアップデート画面が表示されました。

ファームウェアのアップデートが終わると施錠・解錠のテスト画面になったのですが、QrioHubを階段上まで移した事によって今度はQrio本体とQrio HubのBluetooth接続がうまくいかず、テストは失敗。

Qrio Hubを最初に設置した玄関のコンセントに移してテストしたら無事動作する様になりました。

初日の感想

初日の感想としては、具体的にどこまでできるか情報がなく、どこまでできるようになるんだろうと期待を込めて購入しただけにガッカリです。今からは書く感想は大半が愚痴になりますがお許しを。

設定が終わると、アプリの画面にQrioとの接続方法を選択するボタンが現れます。(雲の絵が書いてあるボタン)

設定はAndroidで行ったのですが、同くオーナーキーを設定してあるiPhoneの方にも勝手に現れていたのには少し驚きました。これを押す度に、Quri本体とのBluetooth接続か、ネット経由のQrio Hubを介した接続かを選択できます。と、いうかこのボタンそもそも必要なのでしょうか…
いちいち、ドアの近くにいる・いないを自分で考えて切り替えないといけません。
こんなことユーザ側にさせなくてもQrio本体とのBluetooth接続が成立している・していないによって自動で切り替わればよいだけで、いまどちらの接続なのかが画面に表示してあれば良いだけではないでしょうか?
そういう制御をすると、バッテリー消費が…と騒ぐユーザーがいるからそれはやめたんだと言われるのかもしれませんが、それだったらユーザー側に自動切替か手動切替を選択させる設定項目をつければ良いだけのこと。

あと、せっかくここまで出来たのなら一歩進んで、自分以外が施錠・解錠した(手動を含めて)ということをPUSH通知で受け取れるとしたらどうでしょう?
家族のいる方は、お子さんが帰ってドアを開けたという通知が受け取れます。場合によっては奥さんが不自然な外出を繰り返していることを知ることになるかもしれません。他には、以前電気ポットに離れて暮らす家族の安否を確認できるようメッセージ送信機能をつけたと製品がありましたが、それと同じように離れた家族が無事に生活しているということをこのQrio Hubで知ることもできるでしょう。製品の用途が広がりませんか?
アプリを立ち上げて履歴をみれば、開け閉めの履歴が同期されているのでわかるのですが、いちいちアプリを立ち上げて履歴画面をだして…面倒ですよね。
  追記) 通知は不安定ですが機能としてはあったようです(詳細は次の記事で)

そして一番の疑問は、「今の鍵の状態」がアプリの画面で確認できないこと。確かに今まではドアが近くにあると言うことが前提でしたが、Qrio Hubをつける事によってどこにいてもスマホがネットにさえつながっていれば鍵を開け閉めできるようになります。この1万円近くするQuri Hubを何のために買うかというと、一番の目的は鍵の閉め忘れ防止のためでしょう。それは自分自身が忘れることもありますし、家族(特にお子さん)が閉め忘れるのをチェックできるというものあるでしょう。でも、現時点のアプリでは、今、鍵が開いているのか閉まっているのか一目ではわかりません。これも履歴画面を出してチェックすればわかるのですが、それだったらこのアプリのホーム画面にハッキリわかる様に表示するのがユーザーにとっては便利だと思うのですが如何でしょうか?

閉めたかどうか不安な時は取り敢えず「閉める」のボタン押しとけば、開いてれば閉まるし、閉まってればそのままだと、Qrioのスタッフは考えているのかもしれませんが…

このQrioの開発スタッフは、本当にQrioを使っているのか?
本当に疑問です…

このQrio Hubにより、遠隔地から鍵を開け閉めできるようになりました。じゃあ、遠隔地から鍵を開け閉めを必要とするということはどういう時なんだろう。このハードの付加価値を上げるにはどうすればいいのだろう。そういった事が全くと言っていいほど考えられてない。そんな風にしか思えません。

アプリはアップデートできるので、そういった使う立場にたった改良を期待します。

しばらく使ってみるとまた感じ方も変わるかもしれませんが取り敢えず今日の所はこんな感じです。

Qrio Hub(Q-H1) をもう少し使ってみたので
前回、辛口の評価をしてしまったQrio Hub(Q-H1)ですが、 日常生活で数日使ってみて実際に起きたことや今の感想を書いて...
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