私が出張でチャイナエアラインを利用しはじめたのが約3年前。
それまでは国際線に乗ったことすらなく、当時案内されたままチャイナエアラインのマイレージの登録をして、そのままチャイナエアラインのマイルに加算されていく形になりました。
それから約2年が過ぎた頃、気がつけばエメラルド会員になっていました。チャイナエアラインのエメラルド会員はスカイチームのエリートプラス会員。ANAで言えばプラチナ、JALで言えばサファイア会員になります。
この頃になると、アライアンスとか会員ランク等をある程度理解し、意識するようになってきましたが、ここ迄来ると引き返せない状態になっていることに気づきました。同じスターアライアンスの別の航空会社のマイルに乗り換えるにしても、既に溜まっているチャイナエアラインはマイルは移行出来ません。そうして、後悔をしながらもズルズルとチャイナエアラインにマイルがたまり続けていたのですが、先日ついに来てしまいました…
有効期限の3年が過ぎ2017年の1月末に失効するマイルがありますよという通知です。
チャイナエアラインのマイルの使いみちとしては、座席のアップグレード・特典航空券への交換・機内販売などでの商品への交換位です。特典航空券については、各便にそれぞれ特典航空券の枠が設定されているようで、それを超えると予約出来ないため、長期休みにあたる日は全くとれませんでした。ANAやJALなら効率が落ちますがコインやポイントに交換して通常予約の支払いに充当できたりするのですが、それも全くなし。私の場合は座席のアップグレードにしか使いようがない状態です。
失効させるのも勿体無いので、仕方なく前回の出張からの帰国時のビジネスクラスへのアップグレードに使いました。どうせアップグレードするなら、バンコクー台北間(機体はB747)で使用したかったのですが、これも枠が一杯で申請できず、結局 台北-広島間(B737)しかアップグレード出来ませんでした。しかも機体も747と737(座席が全然違います)、搭乗時間(約4時間と約2時間)の違いがあるのにアップグレードに必要なマイルは共に15000マイル。本当にチャイナエアラインのマイルは使えません…
そんなこともあり、これから先どうしていくのがいいかじっくり考えてみました。
そうしてたどり着いた結論が、マイルの積算を同じスカイチームのデルタ航空に変更すること。デルタ航空のマイルは、なんと有効期限がないのです!ついでに、デルタ・アメックス・ゴールドカードも作ることにしました。このカードに加入することによって、デルタ航空のゴールドメダリオン会員の資格を得ることが出来ます。ゴールドメダリオンはチャイナエアラインでいうエメラルド会員と同じスカイチーム・エリートプラス会員ランクになります。
チャイナエアラインでエメラルド会員になるためには、エコノミークラスだと日本とバンコクを1年間の内に10往復する必要があります。その資格がいきなりもらえてしまうのです。確かに、クレジットカードの年会費としては高めのカードですが、そう考えるとある意味格安です。
おそらく、積算マイルをデルタ航空にしても、チャイナエアラインのエメラルド会員の資格でラウンジや優先搭乗等はできるのでしょうが、この1年間、本当にチャイナエアラインひどい目にあわされて来た私にとっては、チャイナエアラインの会員証なんてさっさと捨ててしまいたい気分です。
ちなみに、私がこの1年でチャイナエアラインに受けた仕打ちと言えば..
・エンジンの計器の不調で広島空港の機内で1時間以上待たされた
・ストライキによる日程の変更を強いられる
・それにも関わらず補填のクーポンは対象外と突っぱねられ支給されず(後日支給)
・台北で搭乗券発券の手続きがセキュリティチェック前に必要だったのにセキュリティチェックを受けるように案内される
・バンコクのラウンジを出ようとしたら「遅れているからラウンジで待っていて下さい」と言われる。その後何度か出ようとしても、「搭乗開始時刻は、まだ未定、決まったら案内します」と言われ続け、案内があったのは、10分前に搭乗が始まっていると言われ慌ててゲートまでダッシュさせられた
・桃園国際空港の遅延はあたりまえ!
おまけにこの前尻もち事故起こしてる…
航空会社を変更して欲しいという願いも届かず…
もうね…差額を自腹で払ってでも他の航空会社を使いたいです…
話はそれてしまいましたが、結論はチャイナエアラインのマイルは捨ててでも積算マイルをデルタ航空にする。そういうことにしました!