報道では26日から正常運行に戻ったことになっているチャイナエアラインのストライキの影響。
でも、私にはまだそれが続いています。
本来は昨日26日に移動するはずでしたが、広島→台北便が欠航になったため(報道上は正常運行なんですけど、しっかり欠航してます)今日27日の移動になりました。
土曜日に今日の便への変更の手続きを苦労の末に済ませて(その1を参照して下さい)から座席指定(電話で行ったはずなのですができていない便もありました)を行いその後も数時間毎に取り消されてないか確認をしました。そこまでしても、もしかしたら今日も乗れないのではという不安を抱えつつ空港に向かいます。
空港について預け入れ分のセキュリティチェックを終え、カウンターへ。
搭乗券の発行手続きが始まります……
手続きを始める前に…..何もありません…..普段と変わらない対応です。
昨日のフライトを、天候の影響ならまだしも、チャイナエアラインの社内の事情で今日に延期なっているのです。本来なら「この度はご迷惑をお掛けしました」と、謝罪の言葉から入るのがあたりまえではないのでしょうか? ですがまあ、ここまでは想定内。
そして手続き中に何やらコソコソやり取りが始まります….
もう嫌な予感しかしません….
普段なら2・3分で終わるはずの発券手続きが、もうかれこれ10分以上….
そして出てきたのが、広島→台北の搭乗券と台北→バンコクは…搭乗券ではありません。今まで何度も乗ってきましたが、この時点で2枚の搭乗券が発行されていました。こんなことは初めてです….
これは台北がオーバーブッキングで席を割り振ることが出来ないため発券出来ないに違いない….最悪台北で足止め….その不安でいっぱいになります。
一応、どうしてこんなことになるのか確認すると「システム上の都合です」としか教えてもらえません。台北で足止めになることはないのか何度も確認すると、それは絶対ないとの回答。今は、その言葉を信じるしかありません。
ここで発券手続き終了。
あれ??? 何か忘れていませんか?? $100分のクーポンとかあるんじゃないですか?
「元々26日の便が今日に振替になったのですが、補償とかそういうものはないのですか?」と聞いてると「遅延によりホテルの宿泊が発生した場合や食事の料金が発生した場合しか補償はありません」との回答、「24日と25日の予約に対する補償は$100とWebに書いてありましたけど26日の補償は本当にないのですか?常識的に考えると同じ対応でないとおかしくないですか?」と確認すると奥の部屋で上司に確認を取ったのでしょう「26日の欠航便に対する補償はございません。便の振替のみの対応となります」はっきりそうおっしゃいました。
もう、なんだか土曜日の苦労や日程が狂ったこと。その全てが全否定された気がして冷静ではいられません。「土曜日の電話では$100の補償があると聞きましたが? 」と確認すると「それはその電話の担当者が誤った回答をしております。すみません。」との回答でした。
24日・25日に予約していて欠航になった人には$100のクーポンがお詫びとして配布されて、当然ですが便の振替の対応もされます。
なのにです。26日に予約していて欠航になった人には、便の振替の対応のみ。
これが回答でした。別に$100のクーポンを受け取ってもそれは会社の経費で買ったチケットに対する補償ですから私の懐に入るわけではありません。ですが本当に虚しい感じでいっぱいです。(公式Webや報道の通りで行くと26日は欠航便はないことにされてますから、26日の欠航はなかった事にしたいのでしょうか?)
お詫びの言葉もなし、補償もなし、これが私に対するチャイナエアラインの対応でした。
本当に残念です。
この記事は、台北での乗り継ぎ待ちの間に書きました。
チャイナエアラインの私個人に対する対応は上記のとおりでしたので、このチャイナエアラインのストライキに対する記事はこれで終わりにします。もし今後何らかの補償がされたとしても、もうそれは私に対するものとは思うことが出来ないので。