チャイナエアラインのストライキに巻き込まれたので その1

チャイナエアラインがストライキをしたようですね。

日本とタイを行ったり来たりする生活の影響で、すっかりテレビを観る習慣がなくなってしまったのと(国内の)出張中だったこともあって全く知りませんでした。
私が、ストライキのことを知ったのはこのメールから。

チャイナエアライン-FLIGHT_CANCELLATION-Mail

えっと…「キャンセルされたよ!」って…..
理由も何も書いてありません。そしてサービスデスクに電話しろと…..

取り敢えずチャイナエアラインをキーワードにググッてみると「ストライキ」の文字が….

今日は土曜日。フライト予定は明日。この時点で朝の9時。

嫌な予感しかしません….北海道から沖縄までチャイナエアラインの営業所に手当たり次第に電話してみます….

やはり全くつながりません….上級会員専用デスクも全くダメ。電話をかけ続けること1時間…10時頃に地方の営業所(もうどこだったか覚えてません…)でコール音。「よし!」と思ったら…「営業時間は平日の….」という虚しい録音された音声。

これは地方はダメだと察して、東京と上級会員専用デスクに絞って電話をかけ続けることに。そこから30分後、ようやくコール音。「今度こそ!」と思ったのもつかの間….

「ただいま電話が混雑しております。しばらくお待ちください」というメッセージが流れます….

10分経過….

20分経過….

30分経過….

ここまで長時間だと携帯からかけているので通話料も相当なものです……何より終わりが見えません….

40分経過….

これはもうダメなのでしょうか……

やっと録音ではない声が聞こえてきたのは50分近くたってからでした。

メールの内容はひとまず置いておいて、26日の広島→台北の運行状況を確認しました。
あっさり「欠航」ですとの回答。まあ、欠航が決定だからキャンセルのメールが来たのでしょうが、それならばWeb上の運行状況の所にも記載すべきです。

もし、一見さんで会員登録をしてなければ欠航を知らずに、当日空港に行って初めて欠航を知らされる事になるでしょう。

電話が全然つながらなくてただでさせイライラしている時に、何を言っても「すみません」「申し訳ありません」「翌日の便でしたら空きがあります」と、どこかの都知事(日本に「都」は一つですから、どこかというのは変ですね!)の記者会見の様な対応に(担当者としてはそうするしか無いのはわかっているのですが)イライラは増すばかり….

しかも先日のシステム障害のANAと違って、他社便を使っても補填は100ドルとか…
他社便を使うことも考えましたが普段は10万円以下の広島→バンコク便も明日の前日予約となると20万~25万に跳ね上がります。それで補填が100ドル(1万円)とか訳が分かりません(しかもLCC限定)。確かに規約上は一方的にキャンセルする権利を有するとかどうせ書いてあるのでしょうが、それはANAも同じこと。あとはその会社の誠意です。

チャイナエアライン-補填内容

これが日本企業と海外の企業の差なのでしょうか。料金は確かに安いとはいえ1・2万円位しか変わらないし自分で選択できるのなら、もうチャイナエアラインは使いたくないです….

結局、移動は月曜日の便に振り替え。私のタイでのスケジュールが1日圧縮された形となりました。

そして、先ほど最新の状況を念のため確認しておこうと思って気づいたこと。

チャイナエアライン-運行状況

夜、20:15のチャイナエアラインのHPの運行状況。全く更新されていません。「更新が間に合っておりません」のレベルを完全に超越しています。
実際は少なくとも今日の広島→台北も台北→広島も欠航しているのです。他にも欠航している便がまだまだあるはずです。そして少なくとも今朝の3時過ぎには確定していた明日(26日)の広島→台北便の欠航も掲載されていません。
しかも、報道機関には26日からは「全面回復」との発表がなされています。

チャイナエアライン-産経ニュース

チャイナエアラインのHPにも26日から原則正常運航と書いてあります。「原則」が付いているのがミソなのでしょうが、報道機関の発表には一応つけたその大切なミソの一言が抹消されています。(原則というのは機体が出発地にない場合は仕方ないんだよということでしょう。)

チャイナエアライン-正常運行

これは、ストライキの影響を出来るだけ少なく公表しようとしているとしか思えません。そしてそれは同時に利用客への配慮が全くなされていないという事も言えると思います。日本の某自動車会社も同じようなものですが…

飛行機に乗るというのは、その航空会社に命を預けるようなもの。

こんな航空会社の飛行機に乗るのは本当に怖いことだと思います。本当に航空会社変えて欲しいです……

今回は日程上仕方ないので乗ることになります。その時のカウンターでの対応、実際どのような補填がされたか等は後日また記事にしたいと思います。文章通りだと予約の変更になるので補填はなしになるのでしょうが、今日電話対応した人は「翌日便に振替だから24時間遅延扱いで100ドル相当のクーポンになります」と言っていました。まあ補填をもらえた所で、チャイナエアライン内でしか使えないクーポンなんで使いみちが無いのですけどね。

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