昨日、WebからE-チェックインを行って今日が本番(搭乗)の日です。
手元に用意したのは、
- バンコク->台北のセルフプリントボーディングパス
- 台北->広島のiPhoneに表示したPassbook(Wallet)
この2つを持ってチェックインカウンターに向かいます。預ける荷物がなければこのままセキュリティチェック(手荷物検査)に行ってもいいはずなのですが、荷物があるので仕方ありません。
チェックインカウンターに行くと、セルフプリントボーディングパスを見た後、端末を操作し始めてパスポートの提出を要求されました。その後、「席は決まっているから」という感じのことを言われたのだと思います。そのまま待っていると、普通にバンコク->台北と台北->バンコクのボーディングパス(搭乗券)、ラウンジカード、Premium Laneのチケットを渡されました。(ラウンジとPremiun Laneはチャイナエアラインの上級会員なので)
バンコクのスワンナプーム国際空港では、セルフプリントボーディングパス(自分で印刷した搭乗券)はE-チケットの役目しかはたさず、E-チェックインのメリットは全くと言っていいほどありませんでした…
ここで気付いたのですが、Apple WatchのWalletにもしっかりとボーディングパスが入っているんですね、ただ国際線の場合はボーディングパスとパスポートの照合がありますので、画面が小さく更にスクロールしないと全ての情報が確認できないApple Watchを使うのは、明らかに他のお客さんの迷惑になりそうです….
結局、搭乗時はチェックインカウンターで発行されたボーディングパスを使用。セルフプリントボーディングパスは、このスワンナプーム国際空港では意味が無いことがわかりました。
約3時間チョットのフライトの後、台北に到着。
桃園国際空港のWiFiに接続した状態で、Wallet(Passbook)を確認。残念ながらゲート等の情報は無いままでした。
合わせて従来のモバイル搭乗券の方を確認してみると、こちらにはしっかりゲートの情報が表示されています。(このゲート情報が変更などあった時に常に最新情報に更新されるのであれば、いちいち空港のディスプレイを確認しなくて良いのでメリットがありますね。)
チャイナエアラインのWallet(Passbook)対応は、まだまだの様です。ただ、このまま誰もWallet(Passbook)を使用しなければ改善するはずもありませんので使ってみることにしました。
搭乗時、パスポートとWallet(Passbook)を表示したiPhoneを渡してみます。
先にも書いた様に国際線は、搭乗時にパスポートと搭乗券の名前の照合があります。Wallet(Passbook)の名前は小さくて見えにくいです(受け取った直後、スタッフがピンチアウトの操作をしきりにしていました)。それに加えてこういったスマートフォンのボーディングパスにはなれていないような感じで戸惑っている様子。スマートフォンですから数万円の端末を一度は乗客から預かる形になるのですから、落としたりぶつけたりしないように慎重になっているのも見ていてわかります。
桃園国際空港のボーディングバスのリーダーは10cm位浮かせた状態で下向きに固定されているので、その間をぶつけないように通さないといけませんから、上からかぶせる様な形でかざすタイプのリーダーに比べて難しそうです….
スタッフが慎重にリーダーに通すと無事にリーダーから読み取り完了の音がして、LEDに自分の名前が表示されました。
取り敢えず、桃園国際空港ではWallet(Passbook)は無事に使えることが確認できました。
初めて使った感想としては、「紙のボーディングパスの方が楽…」そんな感じでした。
ただ、慣れるとまた感じ方も変わってくるかもしれませんし、誰も使わなければ何も変わらないので暫くこのWallet(Passbook)を使ってみたいと思います。